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静岡山田錦研究会 活動レポート37<2008年度>


 静岡山田錦研究会の総会が開催されたのが3月5日。いよいよ、平成20年度の山田錦づくりがスタートしました。あれから1カ月が経ちましたが、会員のみなさんは今どんなことをしているのでしょう。
鈴木良紀会長に聞くと、「私はこの時期に圃場(田んぼ)に土壌改良剤をまきます」とのこと。そこで当日おじゃまして取材させていただくことにしました。

  < 平成20年度の山田錦づくりがスタート >  


4月上旬の圃場風景


4月上旬の圃場風景


土壌改良剤をまく鈴木会長

土壌改良剤をまく鈴木会長


土壌改良剤をまく鈴木会長

桜の季節に土壌改良剤を入れる
 浜松の桜が満開となり、ちょっと風が冷たい4月3日の午前9時。このレポートではおなじみの「山田錦圃場」の大きな看板が立てられている鈴木会長の圃場に着くと、ちょうど鈴木会長がトラクターでやってきました。
トラクターの後ろにセットしたまるい容器の中に土壌改良剤が入っています。それをゆっくり進みながらまんべんなくまいていきます。作業は圃場の外側から回り始め、だんだん内側に進んで行きます。広い圃場ですが機械を使うので作業は迅速、5分ほどで1枚の圃場は終了してしまいました。

冬に田んぼを起こす
 その後、鈴木会長に冬場の作業についてお話しをうかがいました。
秋に山田錦を収穫した後、鈴木会長がやったことは圃場の粗起こし(あらおこし)です。
ザクリ、ザクリと田んぼを起こすことです。粗起こしは冬田打ち(ふゆたうち)とも言うそうです。
その目的は圃場にはわらがカットされて置かれていますが、それを鋤き込む(すきこむ) 、つまり、わらをこねて土の中に入れ、発酵をうながして土になじませること。また、土に少し空気を入れてやるためでもあります。鈴木会長はそれを去年の12月下旬におこなったと言います。
そして、しばらく間があいて、その後の作業が今回の土壌改良剤をまくこと。まいた後は、それが流れないよう土の中に入れるために、もう一度圃場を軽く打つ(起こす)のだそうです。「今日は他の圃場にも土壌改良剤をまいて2、3日中に打つ予定です」と語りました。 会員にもこうした冬と春の作業を勧めたいと言います。「毎年、こういう作業をすることで、良い結果が出れば、会員にもすすめることができますから、そのためのデータ収集という目的もあるのです。実績がないと会員にも強く言えませんからね」と鈴木会長は言います。

毎年やってデータを取り、活用する
 さて、この土壌改良剤をまいて、田起こしした後は田んぼはこのままで、次の作業は田植え前の「しろかき」ということになります。
 その間に大事な仕事「もみまき」が待っています。鈴木会長の予定は5月20日頃。もみまきの前にもやらなくてはならないことがあります。
そこで、次回は「もみまき」をテーマにレポートしたいと思います。どうぞ、次回もお読みください。

 
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