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桜の季節に土壌改良剤を入れる 浜松の桜が満開となり、ちょっと風が冷たい4月3日の午前9時。このレポートではおなじみの「山田錦圃場」の大きな看板が立てられている鈴木会長の圃場に着くと、ちょうど鈴木会長がトラクターでやってきました。 トラクターの後ろにセットしたまるい容器の中に土壌改良剤が入っています。それをゆっくり進みながらまんべんなくまいていきます。作業は圃場の外側から回り始め、だんだん内側に進んで行きます。広い圃場ですが機械を使うので作業は迅速、5分ほどで1枚の圃場は終了してしまいました。
冬に田んぼを起こす
その後、鈴木会長に冬場の作業についてお話しをうかがいました。 秋に山田錦を収穫した後、鈴木会長がやったことは圃場の粗起こし(あらおこし)です。 ザクリ、ザクリと田んぼを起こすことです。粗起こしは冬田打ち(ふゆたうち)とも言うそうです。 その目的は圃場にはわらがカットされて置かれていますが、それを鋤き込む(すきこむ)
、つまり、わらをこねて土の中に入れ、発酵をうながして土になじませること。また、土に少し空気を入れてやるためでもあります。鈴木会長はそれを去年の12月下旬におこなったと言います。 そして、しばらく間があいて、その後の作業が今回の土壌改良剤をまくこと。まいた後は、それが流れないよう土の中に入れるために、もう一度圃場を軽く打つ(起こす)のだそうです。「今日は他の圃場にも土壌改良剤をまいて2、3日中に打つ予定です」と語りました。
会員にもこうした冬と春の作業を勧めたいと言います。「毎年、こういう作業をすることで、良い結果が出れば、会員にもすすめることができますから、そのためのデータ収集という目的もあるのです。実績がないと会員にも強く言えませんからね」と鈴木会長は言います。
毎年やってデータを取り、活用する
さて、この土壌改良剤をまいて、田起こしした後は田んぼはこのままで、次の作業は田植え前の「しろかき」ということになります。 その間に大事な仕事「もみまき」が待っています。鈴木会長の予定は5月20日頃。もみまきの前にもやらなくてはならないことがあります。 そこで、次回は「もみまき」をテーマにレポートしたいと思います。どうぞ、次回もお読みください。
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