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静岡山田錦研究会 活動レポート23<2007年度>


  < 今年の活動スタート。>  




データを用意して一人一人の栽培指導を検討する


勉強会を前に役員が栽培指導ポイントを確認。
 平成19年の静岡山田錦研究会の活動が始まりました。1月22日、乗松精二相談役が営む磐田市(旧豊岡村)のサンシャイン農場事務所に鈴木良紀会長をはじめ、副会長4名、相談役、事務局(花の舞)の斎藤ら合わせて10名が集まり会合を持ちました。これは1月30日、全員が参加して行われる勉強会に向けて準備をするためのものです。

 この日中心となったのは、会員個人ごとの昨年の栽培結果を検証し、今年改善すべきポイントを明確にする作業です。
勉強会当日は会員を前に、花の舞の土田杜氏、研究会の乗松相談役がそれぞれの立場で講演をしますが、その後、会員は4つの地区に別れて具体的な栽培方法の勉強をします。そのときに、副会長がリーダーとなって個人個人の問題点を指摘し、改善方法をアドバイスするのですが、その準備、及び資料づくりをこの会合で行いました。

 それぞれの机の上には平成18年度の資料として、会員が自分で書き込んだ「山田錦栽培履歴記録表」のコピー、昨年12月に役員が全員分の稲のサンプルを一つ一つ計測、計量して作成した「山田錦稲体の形態調査表」、そして「選別前全粒および稈基重調査表」、さらには「山田錦栽培期の天気と生育概況」が広げられました。


改善ポイントを指摘する乗松相談役



データをチェックする役員(右が鈴木会長)


 これだけのデータが揃えば、その人がどんな栽培をして、どんな結果になったかが一目瞭然となります。そして、これらを検証することで、どこに問題が有り、どうすれば、研究会が目標とする山田錦の姿、数値に近づけることができるのか、全員が高いレベルで均一化するための的確な指導が可能となるのです。
乗松相談役が進行役を務め、会員一人ずつチェックしていきました。「この現象はどうしたらいいかな」と問いかけると、鈴木会長、4人の副会長らが、去年のデータをにらみ、例えば、「元肥を半分に減らし穂肥を少し増やす」、「田植え時期を何日早める」、「中干しを改善する」、「苗を植える深さを浅くする」など、それぞれの課題に対する改善策を挙げていきます。それにまた、乗松相談役の指摘も加えられます。こうして、全員の指導要領が決まっていくのです。
中には、データを見る限りでは解読できない現象もあります。それは勉強会当日に本人に状況を聞き、確認をすることになります。
その他、勉強会開催のための打ち合わせ等が行われて半日の準備会は終了しました。

 去年、静岡山田錦研究会は会員合計で過去最高の約4000俵を収穫し、すべて花の舞へ納めました。また、優れた山田錦の目安となるタンパク含有率も全員が7.0%以下を達成しました。
質量ともに優秀な結果を生む背景には、「準備会」のような地道な活動の積み重ねがあることを実感した取材でした。



「静岡山田錦研究会レポート」は今年もさまざまな活動をレポートしていきます。引き続きご愛読ください。

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