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花の舞で使う山田錦をすべて生産する契約農家の活動を報告する

静岡山田錦研究会 活動レポート45<2008年度>


  < 平成20年度の最後の全体活動「成分検査」を実施。
55名全員がタンパク質含有率7.0%以下を達成。>  

米を大きさ(厚さ)で分類する
米を大きさ(厚さ)で分類する


記録を取り比率を出す
記録を取り比率を出す


一定量の米を容器に入れ、成分分析機にかける
一定量の米を容器に入れ、
成分分析機にかける


成分分析の状況を見つめる会員
成分分析の状況を見つめる会員


玄米を白・黒両方の皿に入れる
玄米を白・黒両方の皿に入れる


全員の米が並べられて審査が行われる
全員の米が並べられて審査が行われる


審査する花の舞土田製造部長(中央)
審査する花の舞土田製造部長(中央)

総評を述べる鈴木会長(中央)
総評を述べる鈴木会長(中央)


花の舞の地元、遠州地方(静岡県西部地区)で山田錦を栽培する契約農家のグループ「静岡山田錦研究会」の平成20年度最後の活動である米の成分検査が11月20日、研究会の乗松精二相談役が営む磐田市のサンシャイン農場事務所で行われました。
これは10月に収穫した会員全員の山田錦玄米の一部を保管しておき、この時期にその成分を分析する研究会恒例の活動で、ほとんどの会員とJA関係者、そして、花の舞から土田製造部長、青木製造課長、事務局が参加しました。

1粒の大きさ(厚さ)が2.0mm未満の米を減らすために
収穫した米はその一粒の大きさ(厚さ)が2.0mm未満だとくず米になってしまい、出荷することができません。会員の米は平成18年、19年とも2.0mm未満が全体の10%以上となっており、研究会として1粒の大きさ(厚さ)が2.0mm未満の米を減らすことを目標としてやっています。
乗松相談役は「2.0mm未満の米の比率はできれば1桁に抑えたい。理想は7%程度」と目標を設定しています。
測定は、まず一定量(250グラム)のサンプルの米を網目2.0mmの選別器に入れ、2.0mm以上とそれ以下に分け、2.0mm未満の分の重量を測定します。そして、更に2.0mm未満の米を網目1.95mmの選別器に入れて分別し、1.95mm未満の分の重量を測定します。こうして、全員の米を測定、最後に一定量に対するそれぞれの比率を計算するのです。
この、米の大きさ(厚さ)に関するデータは全員の分が平成21年1月までにまとめられ、勉強会で使用される予定です。

全員が目標のタンパク質含有率7.0%以下を達成
 他の班は成分検査を行いました。成分検査は成分分析機を使用して行われます。そうすることでスピーディーに米に含まれるタンパク質、水分、アミロース、脂肪酸などの量を計ることができます。中でも、最も重要視されるのが米に含まれるタンパク質の量です。タンパク質が多いと酒にしたときに雑味が出てしまうからです。
研究会では発足当初からタンパク質含有率7.0%以下をめざしてやってきましたが、平成17年、18年と2年連続して全員がその数値をクリア。19年はわずか1人が7.0%を超えたものの、その他の会員は目標数値をクリア。そして今年、会員注目の中で検査が行われましたが、見事全員がタンパク質含有率7.0%以下を達成しました。結果が分かったときは会員に笑顔が見られました。
乗松相談役は「みんなの数値が揃っていました。平均では6.5、6.6%くらいになるのではないでしょうか。一部の地域では刈り取り前の稲の色が濃く、倒れた田んぼがあったので、タンパクが基準より多く出るのではないかと心配していましたが、みなさん見事にクリアしてくれた。感心しました」と語り、会員の高い栽培技術力を評価しました。

平成20年度の優秀な山田錦を選出
 この日のもう一つの目的は平成20年度の優秀な米を選出することです。審査は生産者の名前が分からないように、玄米を入れた皿に番号を付け、テーブルの上にずらりと並べ、それを、研究会の鈴木良紀会長、花の舞の土田製造部長、JAの検査員がじっくり一皿ずつ吟味して審査しました。
その結果、静岡山田錦研究会会長賞には長谷川和義さん、花の舞社長賞は村田喜昭さん、花の舞杜氏賞は小杉利久さん、そして、JAとぴあ浜松・JA遠州中央の農産物検査委員賞には杉田政彦さん、太田重一さんの米が選ばれました。選ばれた米の生産者は来年3月に開催される静岡山田錦研究会の総会において表彰されます。
最後に鈴木会長は「去年と比べ今年の出来は良かった。どの米も、成分も見た目でも均一化され、揃っていました。会長賞を選ぶのも迷うほどでした」と、会員のこの一年の努力の成果を称えました。
また、目標にしていた反収(10アール当たりの収量)アップも5.75俵と過去最高を記録。収量の全員の合計は6,256俵となりついに6,000俵の大台を突破したことを報告しました。
収量の今後については、「花の舞とよく話をしながら決めていきたい」と会員に理解を求めました。

研究会の独自の精密なデータがつくられる
 成分検査が終わった後には稲体の形態調査が行われます。そして、この一年間の各種データと連動させ、会員一人一人のすべてのデータがまとめられるとともに、留意点、対応策なども記載された資料が新年1月に開催される勉強会で全員に配布されます。
これが、研究会が誇る独自の資料で、会員は毎年これを有効に活用して山田錦栽培に挑むのです。

 

 
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