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活動レポート

静岡山田錦研究会レポート

会員が苗を持ち寄り研修会を行う。田植え日は6月上旬に集中。

あいさつする鈴木会長

花の舞 土田製造部長

苗を一つ一つ計測する

苗の生育状況を写真で保存する

写真手前が会長賞を受賞した苗

他の人の苗を観察する会員

レクチャーする乗松相談役

乗松相談役の話を熱心に聞く会員

懇親会で苗の育て方を話す安間さん


全員が久しぶりに顔を合わせそれぞれの苗をチェック。

 静岡山田錦研究会の「苗持ち寄り研修会」が平成21年5月29日、花の舞酒造(株)で行われました。これは研究会が毎年この時期に行っている定例の活動で、会員が自分の育てた苗を一箱ずつ持ち寄って、その成長具合をチェッし、適切な田植え日を決めるというものです。当日はほとんどの会員とJA営農センター職員、花の舞蔵人などが参加しました。

 まず、静岡山田錦研究会の鈴木良紀会長が「今年は寒暖の差が大きいので、播いた時期によって苗の成長に差が出ているようです。これからは、そうした天候に対応できるような栽培の研究もしていきたい。きょうは他の人の苗をよく見て参考にしてください」とあいさつ。続いて、花の舞の土田製造部長があいさつし、「みなさんの元気で明るい顔を見て安心しました。今年も、いい山田錦をつくってください」と激励し、作業が開始されました。

 苗のチェックの方法は、テーブルに順番に一ずつ苗箱を乗せ、その苗を育てた会員にここまでの状況を聞きながら、研究会の役員が(1)床土資材名・(2)播種日・(3)播種量の確認、(4)草丈・(5)2葉までの長さの計測、(6)葉齢・(7)根張りの確認を行います。そして、それらを勘案して適切な田植え日を決めます。会員は毎年、1年間の山田錦栽培の管理記録をつけています。今年も1月から記入しているため、この日、たとえ本人がいなくてもこの記録さえあれば適切な田植え日を決定することができます。

もっとも優れた苗を選び、レクチャーで勉強する。

 苗の確認作業は約1時間で終了。最後に役員が優秀な苗を4点選出し、その中から鈴木会長が「安定して育苗ができている。バランスがいい」として、安間啓一さんの苗を会長賞に選びました。安間さんは二年連続の受賞です。

 その後、乗松精二相談役のレクチャーがありました。まず、今年の1月から4月までの気温の特徴について説明があり、温暖化の傾向がはっきりと出ていると指摘。今年は空梅雨との予報もあり、夏は高温が予想されるので、施肥は去年と同じだと足らなくなる恐れもある。田植え後40〜50日あたりで6月の気温結果をふまえ、稲をよく観察して肥料をどうするのか決断してほしいと指導しました。
また、山田錦の葉色について、農業政策の方向性と生産現場での対応策についてもレクチャーが行われ、最後に、より良いものをつくり、反収を上げることをめざしてほしいと会員を激励しました。

 この後は近くの飲食店に場所を移し、懇親会となりました。まず、苗づくりで会長賞を受賞した安間さんが自身の苗づくりの方法をみなさんに披露し、乾杯の音頭をとりました。その後、研究会のメンバーが生産した山田錦でつくった花の舞の「純米花ラベル」をかたむけながらしばらく歓談が続き、今回の研修会は終了しました。

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